◇子どもが心配 通学路など手回らず
◇学校間の格差 線量を比較、不安再燃
◇地域の憂い 異なる事情、合意に壁
◇膨大な廃棄物 保管先の確保難しく
◇作業急ぐ自治体 安心して居住程遠く
福島第1原発事故で放射性物質に汚染された県土をできるだけ元に戻そうと、福島で暮らす人たちが放射性物質の除去「除染」を急いでいる。目に見えない放射線が健康と生活を脅かし、住民の県外への流出が続く。原発事故からの復興を進めるために、今や除染は避けて通れない課題となっている。
郡山市中心部に住む女性(42)の家族は、原発事故直後の数日間、いったん東京に避難したが、それ以外は自宅で生活を続けている。
小学1年の長女(6)はいつも帽子と長袖、ハイソックスで登校する。入学した4月から夏休み明けの今も服装は変わらない。真夏日が続いた7月もそうだった。
いかにも暑そうだが、放射線から少しでも身を守るためだ。「入学前、学校に通うための『制服』だと思い込ませた」と家族は説明する。・・・
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福島第1原発事故で放射性物質に汚染された県土をできるだけ元に戻そうと、福島で暮らす人たちが放射性物質の除去「除染」を急いでいる。目に見えない放射線が健康と生活を脅かし、住民の県外への流出が続く。原発事故からの復興を進めるために、今や除染は避けて通れない課題となっている。[掲載]河北新報 (2011年9月4日〜8日、5900字)
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