経済・雇用
毎日新聞社

円安が来た 増える「円売り」要因 動き出す海外投資家

2012年03月23日
(2200文字)
週刊エコノミスト

このエントリーをはてなブックマークに追加

 為替相場が急速に円安に振れている。日銀の金融緩和、日本経済の経常赤字化、米国経済の堅調さなどが要因だ。日本経済が構造的な弱さをみせていることもあり、この円安トレンドは長く続くことになりそうだ。





 円を取り巻く環境が大きく変わり始めた。これまでの円高が一変し、円安傾向が一気に強くなってきたのである。

 世界の投資家のリスク回避姿勢の強まりで円は買われてきたが、欧州危機は小康状態に入り、米国の景気回復に対する期待感も高まっている。一方で、日本の経常収支は悪化。つまり、円売り要因が増えているのだ。

 このような状況変化を捉え、市場で最初に行動を起こしたのは海外の年金基金など機関投資家だった──。ステート・ストリート銀行東京支店の富田公彦金融市場部長はそのようにみる。

貿易赤字のインパクト

 米ステート・ストリートはカストディ(証券管理)業務を提供しており、顧客である世界の機関投資家がどの国・地域の市場に投資マネーを移動させているのか、その概要を把握している。

 富田氏によると、2月6日以降、これら機関投資家による円売りが始まった。きっかけは・・・

続きを読む

この記事の続きは、WEB新書でお読みいただけます。

円安が来た 増える「円売り」要因 動き出す海外投資家
105円(税込)

為替相場が急速に円安に振れている。日銀の金融緩和、日本経済の経常赤字化、米国経済の堅調さなどが要因だ。日本経済が構造的な弱さをみせていることもあり、この円安トレンドは長く続くことになりそうだ。 [掲載]エコノミスト(2012年3月20日号、2200字)

    ビューアで読む

    スマートフォン、iPadでも読めますこの商品のアドレスをメールで送る

    Facebookでのコメント

    ご利用上の注意

    • WEB新書は、インターネットにつないだパソコン、iPhoneなどのスマートフォンやiPadなどインターネットブラウザを搭載した情報端末からの閲覧に対応しています。携帯電話からの閲覧には対応していません。
    • WEB新書は、著作権保護のためパソコンのローカル環境への保存はできない仕様となっています。あらかじめご了承ください。
    • WEB新書の購読には指定の料金が必要です。料金は商品のご購読時に1回発生します。ご購読後は何度でも繰り返しご覧いただけます。商品の閲覧権は1年間保証されます。ただし、著作権者や出版社などの事情により、販売停止や閲覧停止になる場合があります。
    • WEB新書の料金のお支払いはクレジットカードでの決済となります。朝日新聞社が提供する課金・認証サービス「Jpass」への会員登録および、購読手続きが必要です。
    • WEB新書の購読に伴う取引は、「Jpass」を運営する朝日新聞社とお客様との間のお取引になります。
    • 購読手続きが完了した商品は、商品の記事を全文閲覧することができます。購読期間中は「マイWEB新書」に保存され、何度でも閲覧することができます。マイWEB新書へのアクセスおよび、商品の閲覧には「Jpass」へのログインが必要です。
    • サービスの内容や購入手続きに関して不明な点は、こちらの問い合わせ窓口よりJpassお客様サポート宛にお願いいたします。

    このページのトップに戻る